前回は新千鳥街の物件をご紹介しましたが、最近、お客さんと「旧千鳥街って今でいうどこ?」という話になりました。
去年までは「御苑大通りの大きいクスノキが3本立っている辺りですよ!」と答えられたのですが、「あ、もう無いのですが…」となりまして。
たまたま私、昨年末に最後の1本が伐採されるところをカメラに収めていましたので、写真をUPしておきます。
↑噂を聞きつけ、私が駆け付けた時にはもう最後の一本だけに。
↑次の日には、三本の切り株だけが残っていました。
写真にある看板によると、クスノキの伐採の理由は「環状第5の1号線(千駄ヶ谷)の整備計画」による道路工事のため。この場所が双方向三車線になり、さらには道路が延長されて明治通り(新宿高島屋あたり)に接続するそうです。
確かに、伊勢丹渋滞や、バスタに行く大型バスによる渋滞の緩和、オリンピックに向けて救急車両の通行等を考えると、仕方がないんだろうなぁ。数年も経てば、この3本のクスノキがここにあったことなんて誰も覚えてないのかなぁ。
そんな私と同じことを思っていた方、こんなプロジェクトがありますよ!
「新宿二丁目の大きなクスノキを、みんなの憩いのベンチとして残したい!」
素敵です!なにが素敵かって、新宿二丁目と三丁目の間にある(あった)クスノキなのに、「新宿二丁目の…」としてくれたこと(笑)。
私が所属している、新宿二丁目青年部、新宿仲通り商店会も応援しています。ベンチが完成した暁には、新宿二丁目の「新宿公園」に設置され、「仲通り」はごみではなくてベンチが置かれた美しい通りになる、、、かもしれません。
プロジェクトとの詳細はこちら→https://camp-fire.jp/projects/view/111418
旧千鳥街の魂を受け継いだクスノキを、木材チップにするわけにはいきません!クスノキは戻らないけど、都会のど真ん中でベンチに座って”あの頃の話をする”なんていいじゃないですか。皆さま、ご支援お願いいたします。