新宿二丁目にある唯一の公園「新宿公園」は、昔は奥に池があり気が生い茂っていて薄暗く、夜には”ハッテン”している方もいたようで、子供ながらに近寄りづらい場所になっていました。そんな「新宿公園」は2015年に全面リニューアル工事、見通しのよい綺麗な憩いの場として復活しました。
ちなみに、リニューアル後の初めはフェンスが無く夜間も開放されていましたが、夜間に公園で宴会や楽器の演奏(バイオリンの上質な音色を聴いたという証言も)を始めるものがおり、騒音等のクレームが入ったため新宿区で周囲に柵を設置して夜間は出入りができなくなりました。
-数日前のこと-
「年末年始休みが長く1月後半はバタバタしていたけど仕事も片付いた。朝から公園のベンチでコーヒーでも飲もうか・・・」
なんて思い新宿公園にやってきた私。
朝の新宿公園へ

ハト、ハト、ハト、、、
まさかのハトの大群!
トイレの裏側に回ればさすがに・・・

っと、こちらもハトだらけ!!
人に慣れてしまっているようで、私が通ろうとしても全然どいてくれない。

午後にまた来てみると、公園の入口はハトの糞と羽で汚れていました。

私も何度か公園や路上でハトにエサやりをしている人(自転車に乗った年配女性)を見ましたが、当人は悪いことをしている自覚がないので、看板を設置しても注意をしても効果は無さそう。

「多くの人々に迷惑がかかります」ではなぁ。何か罰則等はないのだろうかと思い、私なりに調べてみました。
ハト被害の対策方法
動物愛護法では、
「動物の飼育や餌やり行為などが原因で生活環境に悪影響が出た場合は、都道府県知事はそのような事態を発生させている者に対し、必要な”指導”や”助言”をすることができる。また、事態を除去するために必要な措置を取るべきことを”勧告”し、勧告にかかる措置をとるべきことを”命令”する権限も有す。命令に違反した場合には50万円以下の”罰金刑”に処せられる」ことになっている。
関連リンク:動物の愛護及び管理に関する法律
新宿区では、「ハトにエサをあげないで」とホームページで餌やりを控えるように呼び掛けています。
結論としては、法律や条例をもとに住民側で餌やり行為の中止を要求したり、行政機関に指導や勧告等の措置を講じてもらったり、という対応になるようで「即罰金」とはいかないみたいです。
実際の被害状況(※汚いので閲覧注意)

新宿公園の近くにある建物の写真です。公園はまだ床が見えていますが、こちらは床が見えないほどハトの羽や糞がびっしり!汚いので写真は1枚だけにしますが、近隣でもハトの糞で汚されているビルが多く見られます。
憩いの場である新宿二丁目の公園に平穏を取り戻すためにも、根源であるエサやり対策を行い、ビル側ではハト除け対策を行わなくてはなりません。また余計な仕事をすることになりそうですが、勝手に「二丁目美化委員会会長」として頑張ります・・・