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2023.04.18

新宿区のごみ収集回数減!再度出現した新宿二丁目のごみ山と民間ごみ処理業者の広がり

新宿二丁目町会の清掃委員長、二丁目のゴミの人、二村(ふたむら)です。

2023年4月から変わること。制度や法改正や個人的なこと、皆さまいろいろあるかと思います。

新宿二丁目では2020年後半から事業用ごみの民間業者への委託が進み、現在では約500件となりました。そのため、新宿区で回収するごみの量が減少していること等の理由から、収集回数変更の決定があり、事前に各住居や区収集の事業者へ、以下のお知らせが配布されました。

新宿東清掃センターからのお知らせ

  • 燃やすごみ 旧:月~土 → 新:火・金
  • 金属・陶器・ガラス 旧:土 → 新:第2第4土

このように変更され、ごみの収集回数が減少します。これは過去数年の中でも指折りの事件です。新宿二丁目中に、またごみ山ができてしまうのでしょうか!?

4月11日(火)収集日・早朝

ごみ収集曜日変更後の最初の週明け、貼紙のされたごみ山をいくつか見つけたので、調査をしてみました。

ピンクの貼紙16枚

ピンクの貼紙は、新宿東センターの方が収集の無い日(土・月)に出されていた、不法投棄に対して貼られたもの。貼紙が無いごみに関しても、事業用シールの容量不足や、段ボールはシールの未貼付が目立ちます。

ピンクの貼紙15枚

ここは家庭ごみが多いようですが、山積みのごみの内部にもピンクの貼紙が目立っていました。

ピンクの貼紙10枚

こちらも家庭ごみが中心のようですが、ピンクの貼紙が多く何日も放置されていたようです。

この日、区収集のごみが多い集積所を確認したところ、11箇所で92枚の貼紙を発見することができました。周知徹底にはまだまだ時間が掛かりそうです。

4月13日(木)未収集日・昼前

火曜日の収集から2日後、木曜日の午前中に仲通りを歩いていると沢山の貼紙を発見・・・

ピンクの貼紙8枚

こちらは全て飲食店のごみで、事業用シールの貼付はあるものの、収集日以外に出されてしまいました。やはり、飲食店の方は週2回の収集だけでは難しいのではないでしょうか?

4月17日(月)未収集日・昼頃

収集日ではないのに大量のごみが

ごみ置場から階段前、路上にまでごみが溢れてしまい、掃除のおばさんが「収集回数が減り大変なことになった、何とかしてほしい。」と嘆いていました。この方がごみを整理して仕分け等をしているようですが、建物全体で対策を考えなければ、根本的な解決につながりません。

収集日以外に出されたごみに貼紙をする様子

いつも新宿二丁目の美化のため、街と一緒に活動していただいています。新宿東清掃センターの方々に感謝。

事業ゴミ毎日収集

仲通りと花園通りの交差点のビル

新宿二丁目の真ん中にある交差点の「事業者のごみは全て有料です!(新宿区)」の看板が付いていた場所に、4月から「事業ごみ毎日回収(白井エコセンター)」の看板が取り付けられました。

毎日回収を新宿二丁目のスタンダードに!

住居の方、ごみ排出が減っても対応できる事務所の方は収集日の朝8時までに。店舗、特に飲食店の方は、毎日収集が必須だと思われ、民間業者での毎日収集をご検討いただきたいと思います。

毎日収集のお申し込みは「ごみ.Tokyo」よりお願いいたします。

※登録は一事業者からでも可能です。

新宿二丁目のごみ問題、数年前に比べれば、街の状況も人々の意識も大きく改善されました。先は長い道のりですが、引き続き清掃委員長として、街の美化活動を続けていきます。