前回書いた記事の続きを、内容をより詳しく細かく細かく豚細切れにして書いていこうと思う。
GENと名乗る謎の女性
私は、先輩のKatsu!!さんが店主を務めるBar.軒先でのバイトが始まり、はじめは、慣れない接客やお酒の作り方など覚えることも多く大変だったが、何度か働くうちに少しずつ仕事を覚え楽しんで働くことができるようになってきた。もっぱら私の仕事、役割というのも、きてくださった方々と会話を楽しみ、笑わせたり、はしゃいだりするというものなのだが、この二丁目に無知だった当時の私は誰彼構わず話かけ騒ぐものだから、迷惑をかけてしまうことや、やらかしてしまうということなんかもまあ、ときにはあった。店主のKatsu!!さんに助けてもらった回数は数え始めたらきりがないくらいだ。
そんなある日、24時を回った頃ある女性が軒先に来店した。カラフルなロン毛にマントのような服装を着た方だ。
こんばんは〜
あら、見ない顔ね。
Katsu!!の後輩のヒロです!お名前伺ってもいいですか?
マイネームイズGEN。ナイストゥーミーチュー。
・・・
軒先は19時オープンなので日付が変わる頃にもなると、酔われている方などいろんな方が来るので今日も面白い人がきたな〜くらいの認識でいた。
GENという女性はKatsu!!さんに・・・。
あんた、やれんの?
やれますよ!
どうやらこれは、テキーラを飲めんのか?という合図らしくKatsu!!さんは慣れた手つきで用意を始める。テキーラの準備ができるとGENはショットグラスを片手に
オメーラヤレンノカッテ!!!!
との叫びとともに乾杯して飲む!
気になったのはGENの飲み方である。グラスを口の横につけ決して顎を上げることなく飲み干すのである。こんなにもテキーラを味わって飲む人を私は初めて目撃した。
飲み終わると・・・。
あんたはやれないの?
と聞いてきたので負けてられないと思い・・・。
やれますよ。余裕っす!
とテキーラのグラスを用意し、GENを誇張して飲み干してやった!
おおおおおおめええええらあああああやれんんんんんのかっっっってえええ!!!!!
あんた面白いわね笑
とGENは店を後にした。
お前すごいな
何がですか?
あの人うちのオーナーだよ
・・・
またやらかしてしまった。
次回、浮気そして内定辞退