皆さま、いま話題の妖怪『アマビエ』って知ってますか?
アマビエとは―
「江戸時代に肥後の国(熊本)の海中から光るものが現れ、その姿は人魚の様だが髪が長く、顔には鳥のようなくちばしがあった。そのものは、「私はアマビエという者である。今年から6年は豊作だ。しかし、疫病が流行したら早々に私の姿を写し、人々に見せなさい。」と言って去っていった。」
この妖怪が”新型コロナ感染の鎮静化”を願って注目を浴び、イラストやグッズなどがSNS内で拡散されているのですが、私が初めて『アマビエ』を知ったのはこれでして・・・
アマビエIPA(ビール)
このビールのラベルはなんだ!?
漫画『もやしもん』作者が書いたというイラスト。私、このインパクトに興味を持ってしまいました!アマビエもIPAも知らなかったくせに^^;
※ちなみに、IPAは「インディアペールエールの略称で、ホップの香りや苦味が一般的なビールと比べて強いのが特徴。」だそう。
箱もおしゃれ!!
これ、上質なクラフトビールで有名な『サンクトガーレン』さんの商品。季節ものなど特徴的なビールが多く、面白いので私はよくチェックしています。
”夏の中止になったビールイベント用に準備していたもの”
というだけあって、爽やかな柑橘系の香りがさわやか!ホップの苦みもしっかりとあり、個人的にはとても好きな味でした。
そして、何よりもこの商品の魅力は、
「このビールは新型コロナ感染が収束するまで製造を行い、利益は【新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動基金】に寄付します。」ということ。
んなわけで、
”二丁目のお守り”
として、こっそりと軒先の冷蔵ショーケースにも入れておきました。
と、その時・・・
Bar.軒先のカツ店長登場!!
私「いま流行りのアマビエって知ってる?」
カツ店長「え、甘えびっすか?」
私「・・・」
アマビエIPAを置く場所を間違えたな-_-;
いろんなアマビエが登場してます。
2つの代表的な『アマビエ』の絵
上のイラストが「江戸時代の新聞」に描かれたもの、下のモノが「水木しげる先生」により描かれたもの。
この絵をもとに、多くのイラストやグッズが派生的に作られているのですが。Twitter上での髪が長くて、キラキラで、レインボー感のあるアマビエを見ていた時に、私は気が付いてしまいました。
二丁目(ドラッグクイーン?)っぽいかも。
同じこと思っている方がいらっしゃいました(笑)
この山形アマビエ、個人的に好きです。
しまいにはこんなことに・・・
アマビエ様、お願いします。
昔も今と同じで、治療方法が見えない病気が蔓延したときには、人々の精神的なストレスも深刻であったと想像できます。
そんな時に、
- アマビエ様に願いなさい(→気をそらす)
- 絵を写しなさい(→暇つぶしになる)
- 人々に見せなさい(→人と人がつながる)
これを実行して、皆が少しでも心を落ち着かせていたのだと思います。最後は神だのみ(妖怪だのみ?)みたいな感じで。なんだか、現代のSNS社会にも通ずるものがありますよね。
息子(7歳)がアマビエを描いたというので、アマビエ様の言い伝えどおり人々にお見せします。親よりうまいかも^^;
アマビエ様、この感染症が収まり、日本に、新宿二丁目に活気が戻りますように。